社員研修のグリーンサン企画

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メールマガジン【ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」】

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(2004.8.25. 発行 )「人の心を打つって…」

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ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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  秋の気配がだんだんと漂ってきました。
まだ、スカッとした秋空にはなっていませんが。
毎年感じるのですが、夏の高校野球の決勝が終わり、球児たちの夏が終わると
一気に秋風が寂しく感じるようになります。

私は子供のころから高校野球が大好きで、以前は地方大会などもよく観戦に行
ってました。残念ながら甲子園には行ったことがないのですが。


今年は遂に深紅の大優勝旗が北に渡りましたね。
昔の感覚では北海道や東北のチームが上位に進出するなんて、ましてや優勝す
るなんて考えられませんでした。

それだけ冬場の練習でのハンデがあったということだと思います。が、どうで
しょう!苫小牧のチームはよく打つし、よく守るはで地域差なんて微塵も感じ
させずに優勝候補を次々と打ち負かしていきましたよね。
相当な努力があったんだろうと感じました。


特に決勝戦は凄かった!
史上まれに見る打撃戦、取りつ取られつのシーソーゲーム。
観ている側も鳥肌モノの試合でした。決勝戦を闘った2チームの監督さんは幾
つものピンチやチャンスにいつもニコニコされていたのがとても印象に残って
います。
だからこそ選手たちはのびのびとプレーしていられたのだろうと思います。お
そらくどのチームも普段は厳しい練習を重ね、文字通り血と汗のにじませてき
ているはずです。

そんな自信も当然あるのでしょうが、厳しい場面でのびのびとプレーができる、
自分たちの力を出し切れるというのは凄いことだと思います。
負けたチームは力を出し切ったとは感じていないとは思いますが、勝負は時の
運、両チームの精一杯のプレーに感動させられた多くの人たちがいることは事
実です。

勝敗だけではない大切なものの存在を示してくれたと思っています。


指導者の話。アテネの女子柔道は金メダルばっかりでした。
優勝インタビューを聞くと皆さんともに地獄のような練習…の言葉が多かった
ように思います。さぞきつい練習だったのだろうなあ。コーチに飛びつく姿を
見て2人3脚で目標に向かって歩んできたことがよっく分かりました。
試合をするのはもちろん選手なのですが、コーチ・指導者が心を一つにして成
し遂げていることからは多くのことを学ばなければなりません。

目標を定め、それに向かって日々努力をする、それがきつくきびしいことであ
っても。


先の高校野球の監督さんもきっと同じでしょう。どの競技のコーチ・指導者も
同じでしょう。部下をもつ管理職も同じでしょう。いつも前向きにどうすれば
彼・彼女の力をひきだせるのかを考え試行錯誤しながら育成していくのでしょ
う。

完璧な指導者なんてありえません。だから相手と同じ目線に立って一緒に成長
していくのではないだろうかと思います。当然真剣勝負で。
そこまで一生懸命やれれば、結果は必ず付いてくるはずです。
人事を尽くして天命を待つ、の心境になれるのだろうと思います。


高校野球、オリンピックとスポーツの世界ではありますが、いろいろと考えさ
せられる日々が続きました。
真剣に接すること以外に人の心を打つことはないというのが自論です。
そんな姿を見せてもらってわが身を振り返りました。
ネガティブにではなく元気を貰えています。そんな風に誰かに元気をあげられ
るようになれればと強く感じました。

オリンピックではソフトも野球も決勝戦を前に敗退してしまいましたが、どう
か胸を張って帰ってきてもらいたいものです。

選手たちの真摯な姿から感動を与えられた人は多いのですから。
ソフトや野球だけではありませんよね、失礼しました。



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