ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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春がすぐそこまで来たかと思うと
まだ風が冷たかったりで、桜も縮こまっちゃってますね。
今年は花が早いかと思っていたのですが。。
今週はオリンピック話題で持ちきりでしたね。
ひやひやしましたが、サッカーのU23のチームは切符をゲットできて
ほんとに良かったですよね。最後は強かった!!
本番でも実力を発揮してもらいたいものです。学生時代にサッカー部に所属して
いたものですからつい力が入ってしまいます…
もうひとつ、マラソンの代表選手が決まりましたね。
前回シドニー五輪で女子マラソン金メダルの実績を持ち、一時は世界最高タイム
も保持していた高橋尚子さんが選に洩れました。
気丈に記者会見に臨む姿に私はなんとも言えぬ想いがありました。
代表に選ばれた3選手にはこれもやはり実力を発揮していただきたいと祈ります。
五輪というと国を背負うような印象が昔からありましたが、そうではなく自身が
持てる限りの力を出して楽しんでいただきたいなと思います。
さて、女子マラソンの代表選出の経緯があちこちのメディアで取りざたされてい
ました。
選考レースの結果を重視するのか、過去の実績も加味するのかという点がクロー
ズアップされていました。
高橋さんが洩れたことからは選考レース重視、という基準が理由付けられたので
すが…ここに論議が集中します。
つまり、その基準が事前にはっきりと示されていたかということです。陸連から
正式に。巷や専門家にはもしそうであれば、高橋さんは名古屋をムリしても走っ
たろう…という声がありました。
たしかに東京のタイムから考慮すれば、
前回金メダルの実績が効果なしとなれば心もとないことだったでしょう。
そして蓋を開けてみれば選考レース重視で出られないという心配をするのであれ
ば、普通に考えれば名古屋には結果はどうあれ出場するでしょうね。
これまでも過去代表選出については基準が分かり難いといわれることが多々あり
ました。
だから今回からは基準を明解にしていきましょう、ということなのでしょうが…。
基準が示されていないと高橋さんに限らず、
本人以外の人から見てもなかなか納得がいかない結果になりますよね。
これは能力主義と成果主義の違いなんですよね。
選考レースは結果重視ですから成果主義、業績評価です。
過去の実績をも考慮に入れるとは能力主義となります。
もちろんスポーツという勝負の世界のことですからそこは差し引いてお考え頂き
たいのですが。
ただ、いずれにしても評価の対象を明確にすることの必要はあります。
はっきり申し上げますが、日本の文化的背景から鑑みて、このようなことは今後
も起こり得ますし、実績重視は常に混乱を起こします。
いろんな考課要素をマゼコゼにして評価をしているのですから当たり前ですよね。
特に能力と実績。相反するとは申しませんが、イコールではありませんよね。
結果不透明な「エンピツなめなめ」になっていませんか…?
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