ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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お久しぶりです。
しばらく無断で休んでしまってすみませんでした。リスタートです。
よろしくお願いします。
入梅前の連日の暑さ、すごいですねえ。でも来週からはジメジメの梅雨の気配
が漂ってきそうです。
ごく最近ですが、私たちのオピニオンサーベイの分析方法をこれまでのものと
一新しました。今までは、3人一チームでアタマを寄せ合って膝詰めの会議形
式でデータとにらめっこしながら解析をしていました。
それぞれの見解を述べ合いながら報告書のフォーマットにまとめ上げていく作
業を延々としていたのです。が、少しでも文書化の効率を図ろうということで
ごく限定されたメンバーが参加可能なチャットを使用するようにしました。
勿論プライベートなネットワークの社内専用。守秘義務もありますし、機密事
項ですから漏洩には細心の注意を払っています。そしたらですね、これまでの
半分以下の時間節約が実現しました!
私は初めてチャットなるものを体験したのですが、これは凄いものだと思いま
したね!だって、ほんとにリアルタイムに文章でやり取りができるんですもの。
メールとは全然違う世界ですよね。
どんどんオピニオンサーベイの分析をやるぞって張り切っていた矢先に佐世保
の小学生の事件…いまだ真相の解明はされていないようですが、何でもネット
の書き込みやチャットでのやり取りが原因とのこと。どんなことでもそうなの
ですが、改めて物事すべて両刃だなって思いました。
小学生が人を殺めてしまう、歴史的にはきっと昔もそんなことはあったでしょ
う。が、命は他人が奪ってしまってよいものでは決してないですよ。
小学生であれ、りっぱな大人であれ。命だけではありません。自身の尊厳だっ
て。私はいまは人づくりに従事してますから、これは強く訴えたいです。
その人個人を形成しているものを他者がどうこうしようというのは基本的に間
違いだと思います。私たちが取り組んでいるのは、その人自身が持っている良
い部分を効果的に表現するには、という潜在能力の顕在化のための意識や行動
を変化してもらうということで人格形成上の何らかのものを変えてもらおうな
どとはこれっぽっちも思ってません。ご本人が気付いてナンボノモンと思って
います。
人の命が軽くなってるなどと世に言う人はあまたいらっしゃいますが、そんな
こともないですよね。軽い命などどこを探しても見つかるものではありません!
そんなこと命を持つ者すべてが知っているはずです。人の死に触れながらその
尊さをより深く知っていくのではないでしょうか。
私が大学生のころ、伯父が急性の骨髄性白血病と診断され、余命3ヶ月と家族
には告げられたことがありました。私は随分と可愛がってもらった伯父でした
ので、母親が元気なうちに会って来いと郷里に呼ばれ、入院している病院に出
かけてきました。伯父本人は病気のことは知らされていませんでした。とって
も元気でした。お酒の大好きな伯父は、すぐに良くなって退院するから、のり
ちゃん(私のこと)二人で飲み明かそうなって。
私はどんな顔をしたか思い出せませんが、病院からの帰り道は、涙で前がよく
見えなかったことを覚えています。逝ってしまうにはまだ若かった伯父の悔し
さや無念さやいろんなことを想いながら。今でも思い出しますが、涙が出てき
ます。
私のことが例になってしまいましたが、こんな風に命の大事さを身近に体験し
ている方は少なくないのではないかと思います。みんなでもう一度思い出しま
しょう。そして、そのことを伝えていきましょう。
基本的なことが今回のような事件の再発を防ぐと思いますし、それだけでなく
人に優しくなれるのだと私は確信しています。
本吉さんの叔父上様のご冥福をお祈りします。
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