社員研修のグリーンサン企画

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メールマガジン【ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」】

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(2004.6.23. 発行 )「永平寺の宮崎禅師」

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ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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 台風一過の後はまるで夏のような気温が続いています。
6月の2度に渡る台風上陸は観測史上初なんだそうですね。異常…なんですかね?
暑さに負けず、みなさん心身ともに健康でお過ごしのこととおもいますが。

ちょっと前になりますが、NHKスペシャルを久しぶりに観ました。
「永平寺の住職」という特集でした。
104歳になる宮崎 奕保(えきほ)さんという禅師さん。禅とは、というお話をされて

いる中にぐぐっときたお話がありました。作家の立松 和平さんがインタビューされて
おられました。

座禅というくらいですから、座って瞑想するものだと思うじゃないですか。
宮崎禅師は日々の生活の中に禅はあるって仰ってました。
永平寺では何をするのも禅の修行だと。立松さんが座ることが…というお話をされ
ていたんですが、宮崎さんはそうではなくて禅をするというのは何も特別なことで
はなくて、日常の中で没頭することだと諭されていました。

ご飯を食べるのも、字を書くのも、掃除をするのも禅だ、と。そして、スリッパを
揃えるのも。座禅は背筋をピシッと伸ばしてまっすぐに座る。正しい姿勢を取るこ
とが大切なんだそうです。ゆがむのは心が歪んでいるからなんだそうです。心が歪
んでいると歪んだものが気にならない。トイレのスリッパが雑然としているのを気
にもしないのは心の歪み。
雑然としたものを整理整頓するのは当たり前のこと、その当たり前のことを当り前
にするのが禅なんだと仰ってました。

私は104歳の高齢で座禅を組まれているというだけで感動していたのに、なんか
すごく教えられた気持ちがしました。早速実践してます。履物を揃えてます。意識
して。

もう一つ、ごみが落ちていたら拾って捨てる、これも仰ってましたね。
ごみの件は、立て続けに耳にしました。これもテレビの何かの番組でジャッキーチェ
ン氏が、日本の街が変わったと言ってました。昔の日本の繁華街でもそんなにごみは
目立っていなかったと。最近は汚くなったね、と。自分はごみはきちんと捨てるし、
落ちているものは拾うようにしてると言ってました。

また、哀川 翔さんが(私年代では懐かしい人ですが)何かの賞の受賞インタビュー
で、子供のしつけについて、ごみをまたぐな!というのを徹底していると言ってまし
た。あのお顔ですごまれたら…さぞこわ~って思いますが、正当なことですよね。

ごみ話題が、しかも落ちてるごみは拾ってくずかごへという当り前のことを当たり前
にやっている話題が立て続けに耳に入ってきたものですから、単純な私はこれは何か
の啓示かなと思っています。ごみのことなのか、当たり前のことを当たり前にやるこ
となのか…。
とりあえず、両方やってますが。

前回はモラールのお話。道徳観や倫理観をお伝えしたかったわけではないのですが、
妙に説話っぽくなってしまいました。でもですね、何かを感じろってことなのでで
はないかと思います。ごみも履物を揃えるのも、自分以外の人の快・不快をどこか
で感じているからではないでしょうか。優しさや思いやりとはもしかしたらこんな
ところが出発点かもしれませんね。



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