ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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秋のさわやかな空気。天気が良いと気分も良いですね。
以前、親父の小言でご紹介しました。「朝は機嫌よくしろ」を思い出しまし
た。秋晴れは朝から機嫌よくしてくれます。たとえすっごく忙しくても。
では、雨の日は機嫌悪いのかというと実はそうでもなかったりしますよね。
モチベーションが高いときは天候や季節に左右されることなく、朝から機嫌
良いものですよね…つまりは気の持ちようってことです。
先日ある先生とお話をしているなかで、コールセンターのコミュニケーター
の人たちのモチベーションについて言及されていました。
電話でのサービスやセールスは身振りや手振り、表情などが当然表せません
ので、頼りは「声」ということになります。
その声にいろんな表現力を付けるためにトレーニングや意識改革をしていく
のが大切なことなのですが、最も大事なことはどんなに素晴しいマニュアル
があってもそれだけではダメで、電話を応対する本人のモチベーションをハ
イレベルキープすることだ、と仰ってました。
私たちは仕事柄多種多様のお仕事に触れる機会がたくさんあります。
ほとんどバラバラといってもいいくらいなのですが、どんな仕事の、どんな
スキルであってもこのことはほぼ共通するようです。
たとえ技術が特殊な業種であっても、結局はその特殊技術を使いこなす個人
のモチベーションに帰着するのです。
個々のモチベーションを維持して、それを集団としてどのように掛け算する
か、が大テーマの一つとして各企業が取り組んでいることであります。
では、そのモチベーションをハイレベルキープするにはどうしたらよいのか。
その先生はテレコミの子達にきちんと具体的な目標を落とし込んであげるこ
とだと、言われてました。
いやあ、もちろんここで書くほど簡単なことではないのですが、この方法は
目標管理の手法として世に広く伝播されているものです。
ただ、目標設定がきちんとできている企業は驚くほど少ないのが実感です。
本人の利も会社の利も説いた上で仕事に取り組んでもらうことができれば成
績は必ず向上します。
営業マンの研修や勉強会でも同じ発想を求めることがあります。
数字目標から実際の行動レベルの目標までブレイクダウンするのです。
詳しくは研修の機会を頂ければと思います…
目標がモチベーションを保持させ、行動させる。
言葉にすると簡単に聞こえますが、この連動を科学的に考えてみませんか。
合理的につながります。
あなたにとって目標ってなんですか?
目標ってどんなものですか?
目標の要素って何がありますか?
突き詰めて辿り着いた自分の目標は、単にトップダウンで受け取った目標よ
りも実現・達成する確率は高いです。なぜなら、執着するから。
テレコミの先生は、これは主にアウトバウンドのコールセンターに使うんだ
と仰ってました。最近は大型コールセンターを持つ企業もそれをアウトソー
シングで受ける企業も多いですよね。
技術もさることながら足元固めてみませんか。売上が倍増するかもしれませ
んよ。モチベーションってそれ程重要なことです。
今回はモチベーションのハイレベルキープと目標の関係について考えてみま
した。
いろんなところに材料がありますよね。教育、育成のネタは。
自分以外はみな師とはよく言ったものです。
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