ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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一昨日の冷たい雨、東京では何十年ぶりの4月の雪まで散らつき、今日は今日
で嘘のように快晴でした。新年度を迎えいきなり身の引き締まる天候でした。
新入学、新入社のみなさん、おめでとうございます。
いろんな新しい生活が始まりましたね。
いろんな夢をつかむために心ワクワクしていることでしょう。
みな、前途は洋々、楽しんでください。
ご他聞にもれず、私たちも新入社員研修に大わらわの時期の真っ只中です。
その新人の方についての話題です。
先日、移動中の電車で読んだ新聞記事に、最近の若者(特にエリートと書い
てありましたが)についての話が載っていました。
それによると、ますます個人主義が深まり、周囲のことより自分のこと、会
社はとりあえず入社はするけれどもスキルと人脈を身に付け早々と独立して
会社社長になって儲けたい、社長にならないと儲けることが出来ない、この
ように語る若者(新社会人)と機会があって食事をした。そんなふうに仕事
をされちゃ会社も周囲もたまらん!という趣旨の記事でした。
たしかに、独立を目指すのは悪くはないのでしょうが、各会社のトップが聞
いたらたまらん話だろうなあ、と思いました。
そういう彼らだって、もしも本当に起業して会社を興し組織を作ったら逆の
立場になるんですよね。
人はひとりでは殆ど何も出来ません。他者の力を集結して、一枚岩で事に当
たらなければ、描いたビジョンがなんであれ決して成し遂げることは出来な
いでしょう。
会社というところは、人が最大の財産です。
社員力という言葉もありますが、一つの目標・目的に向かって力を集約して
いくからこそ掛け算のパワーが生まれるのです。
個人主義、独立起業、大いに結構! でも、そのことはどうか忘れないで。
トップから最前線の社員までが思いを一つにして活動・仕事をしている組織
が最も強い。そのためにいろんな取り組みをしているのです。
自分の周りの多くの人たちの思いや期待に応えること、それが仕事です。
新しくビジネスの世界に入ってこられたみなさん、歓迎します。
共にイキイキと仕事をしていきましょう。
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