ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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いつの間にかすっかり桜も葉桜になり、うすピンクの気持ちの良いうららか
な時期が過ぎ去っていきました。
う~ん、今年も花見はできなかったか…、残念!と思ってます。
新入社員研修が前半2週でひと段落しました。
とは言っても、導入部の研修が落ち着いただけで、まだまだ内部での配属前
研修は引続く企業も多いとは思いますが。
今年の新人さん、ある特徴を感じました。
まずは、入り口段階のお話です。
就職氷河期を終え、昨年あたりから売り手市場になってきましたが、07の新
人さんたちは、モロにその影響が表われていたように思います。
もちろん、すべての新社会人を見ているわけではないので、全員に当てはま
るわけではないのでご了承を。
一定の受け皿を持つ企業、新人採用で、10~20名以上を採用枠としてもった
企業には、応募数も多かったのではないでしょうか。企業側から見れば、応
募者の中から「選べた」というのが、07採用ではないだろうかと感じました。
「選べた」結果として、昨年と比較しても、総じて素直で真面目で優秀な人
材を採用できたのではないでしょうか。研修で関わっていても、そのことを
すごく感じました。かと言って、新人(学生)さんたちは、内定を以前ほど
数多くとれるわけではないので「志望した企業に入社したい」という思いが
強く、そこで真面目に取り組もうという姿勢が垣間見えました。
逆に、氷河期には新卒が採用できていた少数枠(1名~数名)の企業は、応
募が極端に減少し、妥協もしたくないということで、採用ゼロ、という結果
になってしまった。という点が、昨年以上に目立ちました。
ニートなどの問題も、まだまだ残っているのですが、経済は確実に活性へと
向かっていることが伺えます。実感はあまりないですが。
ある後者の企業のお話です。
「新卒を1名でもと思い、人材募集採用のコンサルタントを依頼して、広告
費をたくさん使ったが、今年(07)は早々にあきらめて、08に向かう」
このようなお話しを、いくつもの企業で伺いました。
採用の工夫もそうでしょうが、内部を見つめる目も必要なのではないかと思
います。会社の外見をアピールすると同時に、内からにじみ出るような会社
の魅力をどう引き出すのか。
新人を受け入れました。次は、先輩・上司を更に磨いていくことが始まるの
でしょう。早い企業はGW前にスタートします。新しい人材とともに、より
良くしていきましょう。
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