ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
https://www.greensun.jp
東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」は震災で亡くなられた方々の目線で作られた歌と聞きます。その時を迎えられた方々の心を実に上手に現しています。私はこの歌を聞く時、他界した母のことが浮かびます。母は震災で亡くなったのではありませんが、「花は咲く」を聞く度に母の思いが伝わってくるような気持ちになります。
「花は咲く」の歌詞の中で、「叶えたい夢もあった。変わりたい自分もいた。」とあります。これは未来をみつめる気持ちであり、未来が途絶えた悲しみが伝わってきます。同時に、この歌の主人公がとても身近な存在に感じるのです。
「変わりたい自分」というのは、誰もが抱く感情なのでしょう。自分の中の不甲斐なさであったり、ルーズな部分であったり、神経質な部分であったり、弱さであったり、素直になれないところであったり、それぞれが、それぞれに抱えている自分自身に対するどこかしらの不満なのでしょう。好きになれない自分を抱える人を私は愛おしいと感じると同時に、応援したくなります。もちろん、私も「変わりたい自分」を抱えています。
さて、企業研修を実施する上で、人は「変わりたい」という気持ちを持っていることを経営者や研修担当者は忘れてはいけません。誰もが「もっと良くなりたい」「成長したい」という思いがあるということ。そこを信じなければ教育は成立しません。
また、人の成長は単純な右肩上がり斜め45度のラインにはなりません。時間がかかったり、成果の見えにくい成長曲線のために、途中で変わることを諦めてしまう企業や人はたくさんいらっしゃいます。
しかし、未来を変えることのできる私たちは、変わることをやめてはいけないのだと、「花は咲く」を聞くたびに思うのです。
グリーンサン企画 スタッフメッセージ
資料請求、お問い合わせ