１．ＩＴ企業様からのご要望で、ビジネスマナーの修得に加え、コミュニケーション力のアップを強く希望されていました。

 

２．黙々と作業することが多いので、どうしても発信が少ない。

 

３．チームでの仕事が多いので、人と協力して仕事をすすめていくやり方、またその時に注意しなければならないことなどを身につけて欲しいというのが主なご要望でした。

 

 

 

１．コミュニケーション力のアップには実に多くの切り口、研修の手法がありますが、ここでは、「チームでの仕事を円滑に進めていく」「発信が少ない」ということから、ビジネスゲームで疑似体験しながらチームで仕事をしていくことの理解を深めていただくことにしました。

 

２．まずはビジネスマナー研修で人に対する意識や接し方を身につけていただき、その後、１チーム５名のグループに分かれていただき、ビジネスゲームを行いました。

 

３．ビジネスゲームはチーム毎に競い合うもので、受講生の皆さんは夢中になって取り組みます。

 

４．ゲームの途中で、自然発生的な役割分担、自分の取った行動・役割について考えます。また、チームが効率よく動けるためにはどうすれば良いかを学びます。

 

５．ゲームを再開します。再開後はそれぞれが「チームワーク、チーム効率、自分の役割」を意識して行動することとなります。

 

６．前半と後半でのチームの変化を体験することにより、チームはリーダーの力だけで動くのではなく、一人一人の小さな変化によって、チームの在り方に大きな変化がもたらされることを理解します。これはチームワークへの理解と同時に「他責より自責」の発想も学びます。

 

７．最後はゲームの中で目的を達成することにより、チームにおける目標達成の喜びを知ります。

 

８．このビジネスゲームは疑似体験ではありますが、体験した受講生同士の間には、強いチームワークが生まれるのが特徴です。

 

９．また、ゲーム実施においてビジネスマナーを実践していただきました。言葉使い、返事、笑顔、態度などを意識することで、お互いが気持よく仕事を進めることができることを体験していただきました。会社におけるビジネスマナーが実はコミュニケーションの基本であり、大切なものであることへの認識を深めていただき、職場での実践へと繋げていきました。